私とピアノ教室

小学生から始めたピアノ教室でのレッスン

私は小学一年生の終わり頃から、近所のピアノの先生宅でピアノを習い始めました。
大手のピアノ教室も割と近所にありましたがグループレッスンだったようで、子供の頃はかなりの人見知りだった私には、個人レッスンの方が性に合っていたと思います。
(ピアノの先生宅でも、ほとんど喋れず、蚊の鳴くような声で最小限の受け答えしかできない子でした…苦笑)
どちらかと言うと、テクニック的に難しそうな曲に挑戦していくことが好きで、曲集に載っている曲にどんどん「合格○」をもらえることが嬉しく、ただ弾くことを楽しんでいました♪
小学校高学年の音楽の授業で、和音の種類(ドミソがI、ファラドがⅣ、ソシレがⅤなど)について教わった時、弾き慣れている和音がそんな風に分類されることに「そうだったの?」と驚きつつも「まぁ、ピアノは楽譜通りに弾いておけば素敵な音楽になるんだし」と、深く考えもせず…(単細胞ですね、笑)私にとってピアノは「楽譜通りに弾ければ満足」というものであり、楽譜の意味を探ろうなどの高尚な頭はなく、楽譜に無いものを弾こうという好奇心も持ち合わせていませんでした。

ピアノ・レッスン(インストラクター)を始めて受けた衝撃?!

大学卒業後、音楽教室でインストラクターを始めました。
電子オルガンやドラムなどを通してクラシック以外のジャンルに触れたり、リトミックの研修で音楽が色んな遊び道具になることを学んだり、先輩インストラクターの講習を受け、レッスンにも色んな展開が可能だということを知りました。
そんな駆け出しの頃、小学生の女の子のレッスンを担当しました。
生徒の自宅に伺ってのレッスンで、レッスンを行うリビングの傍に寝たきりのおじいさんのベッドがあり、いつもレッスンを聞いていらっしゃいました。
通いはじめて何ヵ月か経った頃、レッスンが終わった時におじいさんが「話がある」と私を呼び止めました。

「この子に、本物の音楽を教えてやってください」

…絶句しました。
衝撃が体に響きました。
でも、正直、言葉の意味がよくわかりませんでした。
…本物の音楽って?
私は自分なりに一生懸命レッスンしていたつもりで、音楽にも真剣に向き合っていたつもりでした。
それから何年も何年も、その言葉は私の心に突き刺さったままでした。

音楽の奥深さ(本物の音楽への探求・・・)

その後、ジャズを習うようになり、和音やその進行について意識するようになりました。
ハーモニーを把握することで、音楽をより深く感じられること、また即興で広げてゆく音楽の、展開の面白さを知りました。
もちろんクラシックでも、ハーモニーをきちんと把握できている方はたくさんいらっしゃいます。
でも私は、それらがわかってないとどうにもならないジャズに足を踏み入れて、ようやく真剣に意識を向けるようになりました。
楽譜通りに演奏できた満足の先にある、その響きから何を感じるか、そこからどんな広がりが可能かを探ること、そして音楽の奥深さを教えてあげること…
それがあの時の「本物の音楽を教える」という言葉の真意ではないか?と最近思っています。

レッスンの柱にしていること

「感じる」「探る」「広げる」をコンセプトにしています。

具体的には…
◆流れ、ノリを掴む。
◆曲の特徴を掴む。(曲の構造を分析する)
講師とのアンサンブル、生徒同士のアンサンブルを通して、リズム感、流れにのる感覚を掴む。

◆想像し、創造する。
その音楽からイメージするものは何か?
自分の奏でる音は、そのイメージに近いか?
頭の中にイメージする音楽を「音」にする。

また独創性の第一歩として、
▷聴いた音を摸奏(マネして演奏)する。
▷リズムや和音を変えてみる(アレンジ)
▷移調や即興(アドリブ)を試みる。

以上のような取り組みをする上で、常に根っこに持っておきたいのは「遊びごころ」(=余白)から生まれるひらめきや、自分自身の感覚を大切にして、音楽を楽しんでもらうことを心がけています。

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