笛たちが紡ぐハルモニア


「笛たちが紡ぐハルモニア L’affectionn –情愛のもとに-」のご案内

今秋もリサイタルをする運びとなりました。

今回は、フランスのクラシックを中心にしたプログラムです。

大好きで、ずっと以前から「いつかやりたい!」と念願だったセザール・フランクの「ソナタ」…けれど、憧れのままだったら出来ないままかもしれない。やりたいならやらなければ‼︎と決意しました。

セザール・フランクの「ソナタ」

フランクのソナタは、友人のヴァイオリニストのウジェーヌ・イザーイの結婚祝いとして作曲されたそうですが、信じられないくらい甘く優しいハーモニーから始まり、時に激しく時に繊細に揺れ動く、名曲中の名曲です。オリジナルはヴァイオリンですので、フルートで吹く難しさはあるのですが、今回のコンサートのメインに据えました。

セザール・フランクの伝記などによると、とても情の厚い人で、多くの音楽家から「フランク父さん」と慕われていた人だったそうです。そしてフランクを崇拝する弟子たちは、フランキストと呼ばれていたそうです。

そんなフランクと関わりのあったサン=サーンスなど、19世紀から20世紀初頭に活躍したフランスの作曲家たちの曲を、ピアニスト中山 恵さんの伴奏のもと、モダンフルートで演奏します。

また、フラウト・トラヴェルソ(フルートの祖先となる木製の横笛)や木製リコーダーなどで、バロック時代の曲たちを多彩な音色でコンサートを展開させていきます。木製ならではの柔らかで温かみのある音色だけでなく、モダンフルートでは、ピアニストの中山 恵さんによる伴奏で、サン=サーンスの「パヴァーヌ」や、セザール・フランクの「ソナタ」など色彩豊かなフランスの曲を中心にお届けします。アイルランド音楽の活動を通して出会った、膝に乗せる小型のアイリッシュハープの繊細な音色による独奏もお楽しみいただきます。

今回のテーマはL’affectionn(情愛)

時にはかなく、時に力強い波動を発するいつくしみや愛情がこもった曲たち…それぞれに宿る情愛を感じていただけるひと時になればと願います。

クラシックのコンサートは少し難しいというイメージがあるかと思いますので、私のリサイタルではいつも曲の解説を交えながら進行させているのですが、今回はなんと(‼︎)FM岡山のDJ、大橋由佳さんがコンサートのMCを引き受けてくださることとなりました。(チラシには掲載していませんが)

大橋由佳さんの癒しの声によるナビゲートのもと、曲の解説やエピソードなどを交えながらコンサートを進めていくという贅沢な展開!…私自身が楽しみです‼︎

調和という意味のハルモニア…私が音楽を奏でるうえで大切にしている想いを、そのままコンサート・タイトルとしました。

ご予約、お待ちしております。


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